最近めっきり減りましたが、電車通勤をしてます。
みんなスマホを見てるわけですが、昔はYoutubeでバラエティとか見てたり、ゲームしてたりするひとが多かったんですが、最近は高画質の映画みたいなのを見てる人が増えたように思います。
Youtubeかもしれないしamazonかもしれないですが、ちょっと巷の話題ではNETFLIXが頭一つ抜けてる感じがします。
使ったことないんですが、見始めると止まらないらしいです。
お金のかけ方も半端ないとかで、ニュースにもよくあがってます。
すでに一通り騒がれ終わった感はありますが、将来性ってどうなんでしょうか?
どんな会社?
ネットフリックス(Netflix Inc)は月額で映像配信をする会社です。
190か国以上で、さまざまなジャンルや言語のさまざまなテレビ(TV)シリーズ、ドキュメンタリー、長編映画を提供しています。
契約すると、NET環境さえあればいつでも、どこでも、好きなだけ見ることができます。
タイトルは7,000以上、もちろんコマーシャルなしで。
視聴手段は、テレビ、DVD、セットトップボックス、モバイルなどいろいろ選べます。
ダウンロードもできるので、通信料金を気にせずにみられるのも結構いいですね。
日本でも2015年からサービスを開始しており、500万人を超える契約者を抱えてます。
世界ではなんと2億人!
ここから得た月額収入をコンテンツ制作に充てます。
実に100億円超の大作を自社で製作してしまうんですから、すごいですね。
ジブリ映画でも100億はかからないそうです。
業績推移はどうでしょうか?
きれいな右肩上がりです。
売上増加に伴って利益率も上昇していってます。
コンテンツ産業はエンドユーザが増えるほど利益率は改善しますね。
制作にお金がかかりますが、配信は無限に増やせますからね。
昔みたいにDVDを作って物流に乗せて、なんて必要ないですから。
非常に好循環にあるように見えます。
株価はどうでしょうか
順調な業績を反映して株価も右肩上がりなんですが、19年に一度急落してます。
きっかけは19年1Qの米国会員が13万人の純減になったことでした。
成長トレンドも頭打ちか?と一旦調整がはいりました。
純減の原因は「値上げ」と「コンテンツ不調」です。
19年下期には持ち直してますが、これもコンテンツがヒットしたことでモメンタム回復を果たしてます。
作品次第なんですね。
20年はコロナ禍で一気に成長しましたが、21年は横ばいになってます。
コロナが明けても成長できるの?というところが、市場もまだ疑心暗鬼のようです。
配当はどうなんでしょう?
配当はしません!(笑
そんなお金あったらいい作品作りに投資します!というスタンスのようですね。
成長期の企業は、まぁこのスタイルでしょう。
意外ですが、つい2年前まで営業キャッシュフローはマイナスだったんですね。
20年で一気に黒字化してますが。
シミュレーションしてみました
コロナ前の2019年6月に1万ドル分購入して、2年後の2021年6月に売却したらどうなっていたんでしょうか?
19年は一度しゃがんでいたので、21年に売ればキャピタルゲインで4,000ドルを得ることができてました。
次の作品が当たるかどうかなんて予想つかないから、19年後半の持ち直しを予測するのは難しかったかな。。。
結論
肌感ではまだまだ成長しそうに思います。
ただ、ライバルも多い分野です。ヒット作が出なければ契約者数が減少して、制作費用も確保できないという悪循環に陥る可能性もあります。
サブスクモデルで、ユーザを2億人も抱えてるということは、かなりの安定性がある事業かなと思ってみていたんですが、作品次第で浮き沈みが激しいという側面がみえてきました。
資金力もあるし、ユーザも抱えてるからずっとそれなりのヒットを出し続けて成長を続けるのかもしれません。
ヒットが出なかったらどうなるんでしょうかね。
あるいは、Amazonみたいな本業以外の企業に、価格で競争を仕掛けられたりしたら。。
んーーー、ちょっとないかなー、僕には。という感じでした。
皆さんも投資される際には、ご自身でよく検討の上ご判断ください。
ではまた。
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