年末に見つけた物件ですが、条件的には良好に見えるので継続して検討しています。
まだ現地を見に行けてないんですが、いい点も悪い点もある感じ。
いくつか気になる点を検証してみたので、備忘録です。
発電量は妥当か?
同県内に既設発電所を持っているので、比べてみると上記のような感じでした。
過積載の比率が107%に対して年間発電量は116%なので、ちょっと「お手盛り」発電見込みじゃないかなと思います。
ただ、当然パネルの性能も向上してますから、間をとって発電量は112%程度とみておくのが妥当なとこかな。。
設備関連費用は抜け漏れないか?
意外と後から重くのしかかってくるのが土地と設備以外にかかる費用です。
- 造成費
- 電力会社工事負担金
- フェンス
- 看板
- 防草シート
- 監視装置
- 保険
- 保守点検
看板以外はどれも数十万クラスの費用がかかります。
保険と保守は合わせて年間10-15万程度ですが、20年間で見ると数百万です。
今回の案件は1-4までは込みの価格提示でした。
この辺は織り込んでないと後からスゴイ金額になるケースがあるのでちょっと安心です。
でも残りはどうするかな。。。
防草シート
敷かなくていいでしょう。
施工すると100万くらいかかるのに、ノーメンテナンスとはいきません。
フェンス周りや周辺には草が生えますし、経年劣化で破れ・剥がれが発生します。
どうせ除草するなら、まとめて業者さんに委託したほうが合理的かなと。
年2回の草刈&除草剤&目視点検で5.5万円程度でできます。
20年続けても100万円です。
監視装置・保険・保守点検
できれば既設発電所と同じ機械を入れたいんですが、保守とトータルで考えるとまとめてお願いするほうが合理的なようです。
omsの保守を考えてるんですが、こんな料金体系のようです。
ちょっと古いかもしれませんが。
om’s BASIC 月額8,800円
目視点検(年1)、駆け付け、モニタリング、売電補償・設備保険
om’s GOLD 月額9,800円
目視点検(年1)、駆け付け、モニタリング、売電補償・設備保険 、ソーラーモニター
既設の買取タイプは24万円程度だったので、保守考えるとこちらでお願いしたほうが良さそう。
さらに火災・盗難保険&売電補償もセットされてます。
非課税事業者になれないけど?
新規の発電所を購入すると、そこから2年間は課税事業者を続けないといけません。
あ、これは消費税還付を受けるために課税事業者になった場合は、の話ですが。
今後インボイス制度が具体化してくると、非課税事業者からの買取が従来通りの額面にならない可能性もあり、結局課税事業者になることも考えられます。
税率10%なので結構大きいですが、永続的に見込める利益ではないのであれば、ここは拡大を選んでもいいかなと思います。
固定資産税の減免はOK?
中小企業及び個人事業主を支えるために、償却資産税の減免措置が適用される自治体があります。
条件は自治体により異なりますが、最大3年間償却資産税が免除されます。
年間20万程度になるので、結構影響は大きいです。
物件の自治体が「先端設備等導入計画に対する支援」を行っているかどうか、確認しておく必要があります。
今回の物件は管轄の自治体が対応しているとのこと。
認定されるかどうかはまた別の話ですがね。。。
長くなるので続きは次回。
ではまた。
余談:PC周りのガジェットが気になる
中継器だとWIFIのつなぎ先変更とかめんどくさいですけど、メッシュなら同じIDでシームレスに利用可能です。
自分だけなら中継器でもいいんですが、PCに弱い奥さんとかいると、こういうのがあった方がべんりだなーと。
googleフォトのストレージが有限になったので、写真は自分でバックアップしておいた方がいいかなと思ってます。
今時は1TのSSDが1万円台で買えてしまいます。
写真が趣味なら別ですが、日常のスナップショットなら1Tで十分です。
ウチのペースだと10年近く持ちそう。。SSD2台買ってバックアップしておこうかな。
いろいろ便利な周辺機器があってワクワクしてしまいます。
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