高校生や大学生になって、自分でお金を稼ぐようになると、いくら入っていくら使うか、どれだけ働いていくら貯めて何を買うかを自分で考えるようになります。
それまでは親からもらった小遣いの範囲でたかが知れてますが、バイトでも働き出すとその自由度と難易度は格段に上がります。
そして自分で管理することに慣れた頃に結婚します。
お互いが一国一城の主だったわけですから、どちらが主導権を握るのか、ここは微妙な駆け引きが生じます。
面倒だから任せたい人、自由にコントロールしたいから自分で管理したい人、共通口座で出資制にする人、などなど。
コレが正解!というのはありませんが、僕は「奥さんに任せる」を選択しました。
その理由をメモしておきます。なにかの参考になれば。
世間の平均は妻が優勢らしい
Hanako調べによると、家計管理をしているのは妻45%、夫25%だそうです。
ん?残りの30%は?? たぶん夫婦別会計なんでしょうね。3割とは結構驚きですが。
共働きが当たり前の時代なので結婚までそれぞれでお金を貯めていて、まとめる機会を逸してそのまま、みたいなケースがよくあるみたいですね。
自分の周りで話を聞いてみると、「夫」「妻」ほんとに半々という感じです。
大まかに見て、テキパキとしてるほうが家計担当、という傾向が強いように感じます。個人的には。
ウチの場合。
かくいうわが家は「奥さん」です。
モタモタしてる僕に比べて圧倒的にテキパキしてます(笑
もともと別会計だったんですが、子供が生まれたのを機に「家の家計簿をつける」と宣言されて、1ページ目に口座のID/PWを洗いざらい書けと(汗
え、、、このご時世に紙でやるの。。。
そして、ウチは共働きなんですが、僕の収入はファミリーのもの、奥さんの収入は奥さんのものというジャイアンのような整理で(苦笑
もっともこれは、奥さんがいつ会社を辞めてもおかしくないので、僕の給料だけでやっていけるようにという僕の思いを反映してます。
だから奥さんの給料は「なかったもの」として貯めておくと。遣いこんでるかもしれませんが。。。
メリットは多いです。
収入を考えた消費行動を意識する
未だ多くの世帯は「夫」の収入がメインであるケースが多いかと。
この場合に夫が家計を管理してしまうと、奥さんは一家の台所事情が全然わからなくなります。
夫の収入が見えていれば、誕生日に10万円のバッグがほしいとか、気軽には言わなくなるでしょう(笑
経営している感覚
「家族」という個人商店を経営している感覚を、奥さんが持ってくれることは非常に良いことだと思います。
養われる人じゃなくて経営者です。充実感が違います。
「あたしがいないとウチはまわらないのよ!」くらいのほうが、安心して仕事に専念できます。
現実的に家族のための買い物とか
僕も一生懸命やってるつもりですが(笑、家のための買い物は奥さんに頼る部分が大きいです。
使った人が管理するほうがシンプルで効率が良いです。
奥さんが買ってレシートを夫に渡すとなると、膨大な手間と、なんとも言えない事務感が漂います。
自由は確保しないとやる気が湧きません!
一方、全部奥さんにまかせてお小遣い制、ともチョット違います。
結婚前に持ってた貯金はお互いそのまま持ってます。
ほとんど相手の中身を知りません。
僕はこの資金を利用して株で増やし、太陽光に投資し、コツコツ育ててます。
幸い株の配当も十分あり、そもそも質素シンプルを好む性分というのもあって、小遣い制的な制約は受けてません。
給与は全額家に入れてますが、配当や事業収入は自分でやりくりしてるので、欲しい物を我慢することもありません。
そもそも派手なお金の使い方には関心がないというか。。。
欲は成長の必須要素だと思います。
僕の欲はモノを手に入れるというよりは、「仕組みを作るというゲーム」のクリアを目指す感覚に近いです。
普通のサラリーマン家庭の常識的な家計は奥さんに任せます。
そのための給料はしっかり僕が稼ぎます!
そして趣味として、みんながパチンコや競馬や車に夢中になるように、僕は金のタマゴを産むガチョウ飼育に励みたいと思います!
向き不向きありますね。僕もこのゲームに飽きたら競馬に走るかもしれません(笑
もし奥さんがウチのような「管理やりたい派!」なら、こんな役割分担、なかなか上手く回ってますよ(笑
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ゴールを目指すには、0から育むよりアリものを活かすことを考えるべきお年頃だと思ってます。
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