なんだその怪しげな名前は、、、と思ってました。すいません。
人類の英知が生み出した素晴らしい仕組みだったんですね、家賃保証会社。
不動産投資を検討する中で出会ったわけですが、なるほどうまい仕組みがあるもんですね。
僕が上京した約30年前は。
30年前には家賃保証会社なんてありませんでした。
アパートを借りるには、敷金礼金と合わせて「連帯保証人」というものが必要でした。
当時は当たり前すぎて、遠方の親に頼んで連帯保証人になってもらいました。
契約書を送ったら、なんだか見たこともない立派な印鑑を押して返送してきたのを今でも覚えています。
要は、「この人が家賃滞納したら私に請求してもらって構いませんよ」という契約書です。
世の中のシステムはこうやって回ってるもんだと思いました。
若いころの記憶というのは、その人の固定観念に大きく影響するんでしょうね。
若いころの経験って大事だなー、と変なところで感じ入る次第。
最近はそんなもん必要ないそうです
最後に賃貸契約したのは15年ほど前なんですが、当時もまだ連帯保証人という仕組みでした。
例によって遠方の両親に、もはやリタイアして保証能力も怪しいにも関わらず連帯保証人に判をついてもらいました。
いつぞやのいかつい印鑑が送られてきて、チョット懐かしい気分になりました(笑
そしてほどなく、この連帯保証人という仕組みは廃れてきたんだそうです。
それは「家賃保証会社」の登場により、保証機能が代替されたことによります。
なんだ?その怪しげな保証会社とやらは。。
家賃保証会社という便利な機能
その名の通り家賃の支払いを保証してくれる会社です。
貸す方にも借りるほうにもメリットがあります。
オーナーのメリット
言わずもがな、家賃のとりっぱぐれがなくなります。
お金の流れとしては、「賃借人」⇒「保証会社」⇒「オーナー」となります。
賃借人が保証会社に払わなかったとしても、保証会社はオーナーに家賃を払います。
取り立ては保証会社が行うわけですね。
当然、保証するか否かについて加入時点で審査して、OKだったら保証する仕組みになっており、保証会社はこの審査と回収についてノウハウをためてます。
オーナーからすると、間違いなく払ってくれる保証会社がありがたいので、いまは連帯保証人の代わりに保証会社を必須とする契約が大半だそうです。
賃借人のメリット
借りる側からすると、余計なコストがかかるのでちょっと敬遠されそうに思います。
ところが、この保証会社が提供する機能というのは、現代におけるニーズを非常にうまく汲んでいるようです。
- 連帯保証人を頼める人がいない
- 親に頼める人ばかりではありません。支払いに問題がなくても連帯保証人を頼める人がいない!という人もたくさんいます。
- 入居のためにお金を払ってでも保証を頼みたい人は、どんどん増加しているようです。気軽ですしね。
- 入居審査が通らない
- 収入が多くても水商売だったり、あるいは定職がなかったりすると、ほぼ入居審査が通りません。オーナーもとりっぱぐれたくないからですね。
- でも支払い能力が高い人はたくさんいます。回収のノウハウさえあれば、全く問題ない人たちもたくさんいます。ここを救い上げたのが家賃保証会社です。
なるほど、現代に合わせた、よくできた仕組みですねー
もちろんただじゃありません!
保証を提供する代わりにお金がかかります。
ここで家賃の3か月とか4か月とか取られたら、誰も利用しないでしょうね。
この辺が絶妙で、一人暮らし程度の物件であれば、最初の1年は家賃の0.5~1か月分の費用となります。
2年目以降は年間1万円で更新を繰り返していくのが一般的なスタイルとなってます。
こんなもんで採算合うのかな?と思ってしまいますが、それだけ踏み倒す人が少ないということでしょう。
保証会社の人選眼がしっかりしてるということでしょうか。
家賃5万の人を1年間保証する契約を100件したとします。
未納が発生したら2か月以内には回収なり退去なりするでしょうから、未収金額はせいぜい2ヶ月といったところ。
そんな人が、仮に1割いたとしたら収支はこうなります。(見極めのプロですから、もっと低いと思いますが。)
【保証収入】5万円×100件=500万円
【支出】5万円×2か月×10件=100万円
契約した1割の人で、2か月の未納が発生するなんてほぼありえませんから、これって結構利益率のいい商売になりますね。
まぁ、ノウハウがすべてでしょうけど。
ホント、賢い人がいるもんですね!
今後不動産に参入する際には、絶対家賃保証会社を必須にしようとおもいました!
が、いまや当然みたいですね。。。
いろいろ知らないことがたくさんあります。
ではまた。
おまけ お気に入り紹介
皿なんていろいろありますし、ピンキリですが、長く使うと愛着も沸きます。
ガラス製品と違ってそう簡単に割れないので、結構長い付き合いになります。
せっかくだから気に入ったものがいいなと思ってます。
ittalaのお皿はシンプルでツルツルで飽きがこないのと手入れが楽なので重宝してます。
グラスもいいです。丈夫だしキレイだし。
あとアラビアも大活躍してます。和に洋に。
コーヒーカップも気に入ってますが、ちょっとメルヘンチックで照れます。
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