結論から言うと、僕の4年経過時点の状況としては儲かります。
が、めちゃくちゃ儲かるか?と問われると、そんなものではありません。
すでにFIT単価が下がり新規参入メリットは薄れてしまったため、あまり新規物件は出回ってません。
逆に、中古物件は結構増えてきたので、中古による参入というのも選択肢としてはあります。
どれくらいの労力でどれくらい稼ぎたいか。
これによるんじゃないかと思います。
発電はちゃんと安定しているのか?
3基の発電所を持っていますが、そのうち千葉の売電額はこんな感じでした。
ちなみにFIT単価は23円(税込み)です。
22年がちょっと変な動きをしていますが、年間を通してみるとキレイに平均値に収束します。
年間売電額を、20年度を100として比較するとこんな感じでした。
21年が好調でしたが22年も悪かったわけではありません。
この間、台風が来たり雪が降ったり、曇り続きもあったし猛暑もあったし、いろんな天気がありましたが、結果はキレイに似たような値に収束します。
安定感あります。
全体の収支はどうだったか?
上期末あたりで年度の予想を出しているんですが、22年は利益80万円だと思っていたんですが、実際には144万円という結果になりました。
草刈業務委託費とその他突発対応費用を見込んでいたんですが、特に必要なかったので費用がおさえられました。
まぁ、100万~150万の利益が出るということが、概ねわかってきました。
減価償却費が概ねローン返済額と近しいので、フリーキャッシュフローも利益くらいの金額が手元に残ります。
本業とは別に、年間100万円を安定的に稼げるようになったということですね。
逆に、本業がないと生活していける規模ではありません。残念ながら。
それが、労力に見合うのか?
自分のありったけの時間を注いで、体力も使って年間100万だったら、即やめた方がいいですね(笑
幸い、太陽光発電所の運営はほとんど手間がかかりません。
年間で必要になる工数はこんな感じです。
青色申告に対応するための記帳
・月に1回、会計ソフトfreeeの仕訳確認 → 月1時間、年間12時間
・確定申告 → 年5時間(書類を集めるのが手間)
現地確認
年に1回は現地を確認に行くようにしています。埼玉と千葉でそれぞれ1日かかります。
せっかく行くので、監視カメラの接続確認をしたり、雑草の手入れをしたり、丸一日なんやかんやと作業をしてます。
まぁ、草刈は業者に委託しているので、行かなくても問題はないんですけどね。
実績データ検証
これは単なる個人的な趣味みたいなもんです。別にやる必要はありません(笑
売電額、発電量、ローン返済額などを、推移でデータを蓄積して検証しています。
事業の安定性を維持するためには、見ておいた方がいいかなーと思ってます。
これも月1時間、年間12時間くらいですかね。
合計すると、なんと実質4日程度。
4日で100万円!
めちゃくちゃ割のいい仕事、ということになります。
ただし!
ただし、です。
リスクを負っての100万であることは忘れてはいけません。
保険に入ってるので、大半の災害は担保できるようになってますが、例えば地震とか戦争とか、或いは金利が爆騰するとか、FIT制度が破綻するとか、リスクはたくさんあります。
設備が機能しなくなった時にまだ負債があった場合は、完全に借金だけが残ることになります。
土地にほとんど価値がありませんからね。
そのリスクをとることによって、年間100万円の利益が得られると。
んー、今のところは順調。だけどこの先が絶対大丈夫とは、やっぱり言えないなー。
まぁ、やってみないとわかりませんね!
ではまた。
コメント