日本最強企業のトヨタさん、やっぱりやってのけましたね。
21年4-6月の3か月の間に、「純利益」でなんと1兆円弱をたたき出しました。
コロナでメタメタだった20年同期から見ると5.7倍!
まぁ、ここは前年が悪すぎるので指標としては役に立ちません。
でも、コロナ禍が広がる前の2019年の4-6月期を見ても、純利益は6,800億円です。
通常運転できていた時期から比べても1.3倍の成果を出してます。
4-6月期としては、2015年に7,560億というレコードを出してましたが、あっさり、大幅に塗り替えました。
なんでそんなに利益でたの?
・販売台数が増えた
・利益率の高いSUVの販売構成比が増えた
→ これだけで7,800億ほどの収支改善効果が出ているようです。
北米・中国の大市場はSUVの「RAV4」、国内は小型車のヤリスとミニバンのアルファードが稼ぎ頭のようです。
じゃ、このまま突っ走れば利益4兆円も夢じゃない!とか思っちゃうんですが、トヨタの着地見通しは期初の2.3兆円を崩していません。
半導体不足の影響で生産を抑制せざるを得ないとのことで。
これは事実で、4-6月期も抑制してます。が、10万台程度。。。
今後どれくらい供給不足が発生するかはわかりません。
経営者としては、無駄に目標を引き上げて、目標未達なんて御免こうむりたいところでしょう。
さらに、来年は今年の実績を上回る必要がありますし、毎年わずかでも前年を上回っていく必要があります。
そんな将来を考えると、今過剰な成長を示す必要はないと考えるのもわかる気がします。
その分長く成長を実現していくんでしょう。
。。。。考えすぎですかね。
で、株価はどうなったか?
まったく市場は残酷ですよね。貪欲というか。
もっと爆益を期待したのに固めの年度着地を出したからか、株価は▲2%程下がってます。
まぁ、でもある意味チャンスなのかも。
いや、僕はしばらく傍観者になるつもりですが。。。
皆さんが投資される際には、よく注意の上ご自身でご判断くださいね。
ではまた。
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