昨年末からにわかに検討を始めた太陽光発電所の新築物件、迷ったんですけど見送ることにしました。
なかなか条件はよかったと思います。
が、やっぱり思うところあってやめました。。。
大まかな物件概要
- 場所:埼玉県のインター近辺で自宅から1時間程度
- FIT単価:14円
- 日当たり:南側に1階建ての小屋。離してレイアウト可能
- 発電量見込:近隣の既設発電所と比較して妥当
- 追加費用:フェンス・連系・造成・農地転用等は全部コミコミ
- 環境:近隣に既設太陽光設備あり
- 税制優遇:先端設備認定による償却資産税優遇対応の自治体
保険とか保守がついてないので、ここは毎年費用が掛かりますが、それを差し引いても十分利益が残る物件です。
埼玉で大きな通りに近く、車で5分も走れば町です。
こんなケースはだいたい土地が高いんですが、この物件は土地も安いので、実利回りでも20年間平均9.5%が見込める優良物件にみえました。
ので、鼻息荒くフガフガいいながら検討したんですが、ちょっと冷静に考えて見送りました。
何がダメだったのか?
グズグズしてるとすぐなって、悔しい思いをします。
サッと判断しようと集中的に検討した結果、どうしても1点譲れませんでした。
接道がない。
最初は問題ないでしょう。
袋地というのは、そこから公道に出る通路に「通行権」というのが認められるらしく、出入りすることは可能です。
通過される側を囲繞地(いにょうち)と言うらしいですが、最初はその認識があるので問題になりません。
が、太陽光発電は20年超を視野に営む事業です。
- 20年後に発電をやめて土地を処分したい場合、接道がないと使い道がない=買い手がつかない
- ずっと発電を続けるとしても、パネルの入れ替え等大規模な工事をするには入口が狭すぎる(2m程度の道)
- 通路の管理は誰がする?囲繞地の持ち主から見ると、フェンスの外の隙間でしかない。
- 囲繞地の持ち主が変わって、通行用の道に建物を作ってしまったら?
- 自分が管理できなくなって家族に任せることになった時、負担にならないか?
長期的にみると、問題が多すぎました。。
通行地役権を登記する方法もあるようですが、その場合対象の通路の土地を分筆して、そこに地役権登記をする必要があります。
かなり費用もかかり、囲繞地の相手方も嫌がる(通行料の支払いが必要?)ことになります。
自分で片づけるならまだしも、家族に背負わせることなんてできません。
なんせ20年先に自分が元気かどうかなんてわかりませんから。。。
やっぱり、この時期まで残っていた土地というのは、何かしらそれなりの理由があるってことですね。
ちょっと目線変えて、別の投資を研究していこうと思いました!
ではまた。
気になるアイテム
テレワークのお供にあると便利な小道具たち。
イヤホン
言うまでもありませんが、イヤホンがないと会話が丸聞こえになってしまいます。
セキュリティと相手への思いやりとしてイヤホンは必須です。
モバイルルーター
カフェなどではwifiがありますが、セキュリティ的に公衆wifiの利用は避けた方が無難でしょう。
ポケットwifiで簡単に通信環境は確保できます。
速度も申し分ありません。
値段も格安SIMならほとんど気にならない程度で済みます。
僕は10ギガで月1,000円のMVNOを利用してます。
モバイルバッテリー
今時のPCは省電力なのでほとんど大丈夫ですが、いざという時のために小さなバッテリーは持っておきたいです。
大きいと重くて邪魔なので。
かばん
リモートワークに必要な道具はどれも小さいんですが重さがあります。
ずっと拒否してたんですが、使ったら手放せなくなったのがリュックです。
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