連続増配、しかも数十期にわたって実現している企業がアメリカにはゴロゴロいます。
連続増配10傑のうち3社がヘルスケア部門です。
ジョンソン&ジョンソン、アッヴィ、そしてこのアボットラボラトリーズ。
あまり日本ではなじみがないですかね。
でも優良な企業です。
どんな会社?
米国シカゴにある製薬会社です。
創業は1888年ですから、実に130年超の歴史を持つ老舗企業です。
主力医薬品は抗生物質であるバイアキシン、HIV治療薬カレトラ、抗てんかん薬のデパコートなどがあります。
んー--、どれも大衆薬じゃないのでピンときませんね。。。
ピンときませんが、ビタミン剤や麻酔薬で有名なんだそうです。
ちなみに同じく配当貴族銘柄のアッヴィはアボット社の新薬事業を分離してできた会社なんだそうです。
あの巨大製薬会社を分離しても売上400億ドル規模ですか。。。
アメリカには巨大な企業がたくさんありますね。
業績推移はどうでしょうか?
コロナ検査薬関連の売上が伸びて21年の売上を押し上げているようです。
利益率20%まで改善してきています。
かなり利益率高いですが、製薬会社の中では標準的な水準です。
株価はどうでしょうか
検査薬による売り上げの押し上げ効果は一巡して、22年の売上は前年比減収となる見通しが出てます。
株価も22年になって下げてますね。
まぁ、ここは米国市場全体の話かもしれませんが。
いずれにせよ、10年前と比べると、それでも3倍程度に株価は上昇しています。
配当はどうなんでしょう?
50期連続増配です。
配当利回りは1.5%程度なので魅力はやや薄いですね。
連続増配更新中なので、長く持つとそれなりの利回りに化ける可能性が高いです。
配当性向は5割程度なので、無理せず、成長投資を続けながら増配を維持しているというスタンスのようです。
健全で持続性のあるスタンスのように見えます。
結論
だったらアッヴィでいいかな、と思っちゃいましたが、こちらアボットも安定感はかなりある銘柄かなと。
ただ、どちらも馴染みがなくて、なんとなく手を出しにくい感じは共通してます。
配当利回りが1%台というのも、ちょっと見劣りしますしね。
ここは敢えて買う銘柄でもないのかな。
と、個人的には思いました。
ではまた。
おまけ ちょっと気になる
のんびりホットコーヒー飲みながら物件探しと事業収支の確認。
結構安らぐ時間です!
コーヒーメーカー
カプセルはスタババージョンもあるんですね。互換品ですが。
ひと手間かけると簡単にカプチーノになります。
全然必要ではありませんが、あると見栄えが全然いいです。
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