エアトリ社、旧エボラブルアジア社で航空券予約サイト運営を生業としてオフショア開発や投資事業を展開しています。
2017年3月に東証一部上場を果たし、これから東京オリンピックめがけて業績拡大!と思ってた矢先のコロナ禍で、一時株価は1/5程度まで下落しました。
直近では投資事業も成長し、本業も回復傾向が鮮明になってきたのでやっと株価は元に戻ってきました。
「ヤレヤレのウリ」で精算しようかどうか、悩ましいところです。
そもそも反省点の多い投資でした。
忘れないようにメモしておこうと思います。
なぜ買ったか?
2017年にたまたま買った某マネー雑誌に、「これから爆上げが期待できる銘柄」として上がってました(笑
なんとも今思い返すと小っ恥ずかしい動機なんですが、その頃直感で買うことで利益がいくらか出てたので、「おぉ、これは!いましかない!!」と思って買ってしまいました。
2017年初時点で既に東証一部への鞍替え申請をしており、一部銘柄になることでETFの購入対象になり、自動的に株価が上がるというもっともらしい説明(←確かに正しい)が書いてありました。
ただ、僕がみた時点で既に織り込み済みかどうか、までは書いてなかったんですよね(笑
それは当然です。反省します。
どうなったか?
僕が購入したのが2017年2月で、2017年3月に1部上場してます。
見てのとおり僕が購入した時点で、上場効果なんてとうの昔に織り込み済みだったわけです。
結果、上場直前をピークに株価は▲15%~▲20%程度の水準で4年ほど推移しました。
僕としては含み損があるのと、20年にオリンピックが控えているので、旅行業を生業とするエアトリは飛躍のチャンスがあるとおもってました。
そして2020年を迎えてみると、コロナでオリンピックは延期になり、人の移動も完全にストップしたと。。。
コロナは読めなかったにしても、最初の一部上場織り込み済みかどうかなんて、ちょっとチャートをみたらすぐわかることを軽視しました。
いや、見たんですが、もっと上がると思ったんです。。。
気をつけるべきは?
自分の軸足をしっかり持つ
旅行業界とか全く知見のない業種を、雑誌でチラ見した情報だけでとびつくとは。。。
まぁ、それで利益が出ることもあるので、そういう投資もあっていいとおもうんですが、割合は決めておかないといけないかなと。
そして、軸になる投資はある程度安定したもので構築する必要があるかなと。
株で言えばインデックスですし、ハードアセットで言えば太陽光や賃貸アパートといったところでしょうか。
軸があって、しっかりそこを育てつつ、サテライトでちょっと遊んでみるというのがちょうどいいかなとおもいます。のめり込まないように。
直感と損切はセット
一定の割合で「直感買い」もあっていいと思うんですが、やはり投機的な側面がでてくるので、一定のルールは設けて置く必要があるかなと。
投じる上限額とか、あるいは損切の基準とかですね。
ずーっと焦げ付いて、5年間も資金拘束してるとか、あまりよくないですからね。。。
確率で考えること
一銘柄のニュースを元に上げた下げたで売買するのは、サラリーマンにはムリがあります。
専業にしても、個人ではムリでしょう。
そうなると、上下動するリスクを分散するしかないかなと。
やっぱりETFで分散しておくのが一番いいのかな。
今回約50万円を投じましたが、もし同額でVTIを買ってたら2倍近くなってました。。。
確かに「当たりの個別銘柄」を買えたら5倍10倍の世界です。
でもなかなか当たらないですね。しかもそこに資金の大半をつぎ込むというのは、、博打過ぎてできません。
サテライトでちょっと買って小遣い稼ぎ、くらいの意識で行きたいと思います。
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全米にシフトしようと思ってますが、過去に買った個別株は色々あります。増えたものもありますが、大きく減ったものもたくさんあります。
上手く行ったものはキャピタルもインカムもえられてます。
かたや、痛い目にもたくさんあってます。
プラスもマイナスも大きくブレます。
大当たりを夢見て買うんですが、当たることもあれば外れることもあって、結局「若干プラス」くらいの成績です。。
ただ、株の醍醐味でもあるので、サテライトでホソボソと続けていこうと思います!
ではまた。
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