たまにこういうのに当たります。得することもあれば損することもあるんですが、今回のケースは得する方の出来事でした。
どんなREIT?
太陽光発電に投資する投資信託です。
スポンサーのタカラレーベンはマンションデベロッパーで、2010年から太陽光発電マンションの開発に取り組んでおり、2013年から太陽光発電事業に参入した古参事業者です。
2015年に東証が創設した「インフラファンド市場」の1号案件となってます。
ビジネスモデルとしては、太陽光発電設備を構築して「オペレータ」という運用者に貸し、その賃貸収入(最低保証賃料+出来高従量)で利益を出します。
設備はFITで売電しているので、設備稼働率が落ちない限り20年間はほぼ固定的な収入が見込まれます。
直近の株価と分配金
たびたびの下落は増資の影響です。
増資で下げますがその後ジリジリと値を戻し、上がったところでまた増資、という繰り返しでした。
ファンドが持続的に存続するためには設備の拡大は必要なので、長期目線では正しい運用がされてたのかなと思います。
分配金は3,500円程度になります。年間だと7,000円程度です。
株価が10-12万なので、配当利回りは6-7%ということで、安定感と高利回りとを実現するREITです。
何がおきた?
ほったらかしで気づかなかったんですが、9月末にサイトを見てびっくり。
いきなり含み益が積みあがってました。
原因はTOBです。
合同会社グリーンエネルギーが一株127,000円で公開買い付けを行うとのことで、タカラレーベンも賛同し、買い付けへの応募を推奨するリリースを出してます。
三井住友系の会社だそうで、この買い付けにより非上場化されるんだそうです。
買い付け価格が127,000円ってリリースしてるのに、株価が126,300円ってのは謎ですが。。。
700円分は、これから破談になる可能性を示してるんですかね。
今回はよい話
応募の仕方とかよくわからないので注意して情報を拾う必要がありますが、今回は利益が出そうです。
もともと現物で持っていた分と野村証券の信用買いがあるので、トータルで100万弱の利益になりそうです。
今年は不動産購入のために損切してたので、損益通算できてちょうどよかったです。
が、、、まだ損の方が多いという。。。
ただ、安定的に分配金が得られていた「仕組み」が一つなくなるので、また作らないといけません。
残りのインフラファインドも少なくなってきました。
規模ならカナディアン、利回りなら東京インフラってとこですかね。
本件受けて、他のインフラファンドも値上がりしている模様。
さて、、、どうするかな。。。
ではまた。
余談:最近気になる雑貨
使い慣れると変えられなくて、ずっと同じものを買ってます。
キーボードのコンパクトさと入力のしやすさは恐ろしく進化してます。一度使うと手放せなくなります。
ずっと気になってるけど手が出ない、自宅用ソーラーパネル。
災害時には絶対役に立つと思う。バッテリーはもう持ってるので。
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