株式

武田薬品工業を持ち続けるわけ

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株式

整理しようと思っている国内株ですが、やはり持ち続けている株がいくつかあります。

米国株にシフトしようとおもったのに、なぜまだ持ってるんでしょうか。

売りやすいものから整理していったんですが、武田薬品は僕のポートフォリオで大きな割合を占めているにもかかわらず、まだガッチリそのままホールドしてます。

なんだか検討するたびにいろんな「持ち続ける理由」がでてきて、未だに保有してます。

今回は、次の「売りたい時期」の判断の一助のためにメモを残します。

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配当が高い!

まずはここがまっさきに浮かびます。

購入は10年ほど前でしたが、3,700円程度だったので配当利回りは5%程度になります。

投資額は300万程度ですが、累積で150万程度の配当をもらってます。

なかなか日本企業で5%を出す企業はありません。しかも売上規模が大きい安定した企業では特に。

経営者たるもの、「経営状況は配当で示せ」とシーゲル先生もおっしゃってます。

ちなみに、僕が保有してきた10年間の株価推移はこんな感じでした。

2018年は浮足立ちました。。。

買値と現在値がほとんど同じ位なので、配当だけ粛々ともらい続けていたように見えますが、実はその経過においてはキャピタルゲインで倍増していた時期もありました!

この頃は、僕は「持ってる人」だと思ってました(笑

高値でも売らなかったし、今もまだ持ってる理由

配当が最後に決め手になりますが、それ以外にもなんとなく期待する部分があります。

日本最大の製薬会社

身の丈を超えるような合併により、売上世界第9位(それでも9位。。)のメガファーマになりました。

コロナで痛感しましたが、自国の薬品製造能力は国防の要となりうる要素だと思います。世界に通用する会社が日本にいてほしい!

あと、やはり「業界1位」というのはなかなか逆転劇が起こることはありません。

製薬界の巨象です

業界自体が傾いたとしても、そのトップは最後まで生き残る可能性が高いです。

そもそも製薬自体、今後ニーズがますます増加すると期待される業界なので、リスクは小さいかなと思っています。

老舗なのに前のめりな経営姿勢

2代前の社長 武田國男さんの頃から積極的に海外進出を進め、次の長谷川社長、現在のウェバー社長共に、皆積極的に海外企業の買収を進め、実に8割近い売上を海外で創出してます。

08年 米ミレニアム社 8,600億円

11年 米ナイコメッド社 1兆800億円

17年 米アリアド社 6,310億円

18年 アイルランド シャイアー社 6兆8,000億円

1781年創業の老舗からよくぞまぁここまで脱皮できたものです。

おなかいっぱいじゃないですか?

海外比率が高い=高収益の可能性

製薬会社は「ブロックバスター」と呼ばれる大ヒット医薬品が収入の柱になります。

ただ、この柱、特許期間が決まっているので、それをすぎると他社も同等の製品を販売することができるようになります。いわゆる「ジェネリック」ですね。

新薬の開発には数千億単位の膨大なお金がかかるので、この「独占期間」で投資の回収と次のブロックバスターを見つけ出さないといけない構造です。

この特許期間が製薬会社の利益に直結するわけですが、日本はこの期間が短くなる傾向にあり、日本の需要に頼っていると利益率が悪化していく事になります。

その点、かなり先手を打っている企業だと思います。

今後どうなるだろうか

コロナワクチン、開発してほしかった!国内企業として。。。

それはさておき、シャイアー買収以降、巨額の負債の影響で株価は低迷しています。

日銀の買いにかなり支えられて今の株価があると思うので、非常に不安定ではあります。

現在資産の整理をして、不要な事業、設備は売却して有利子負債の返済を急いでいます。

株価はシブいですが、当初の目論見以上のペースで進めているのは事実なので、いずれ日の目を見る日が来ると信じています。(思い入れとかはないですが。)

みてるぞー

配当も高いので、持っているだけで5%運用になります。

キャピタルで損失が広がらなければ、もうチョットこのままでいいやー、と

検討するたびに思い至る銘柄です。

まぁ、こういう銘柄があってもいいかな。

会社ならきっちり判断するけど、自分の資金だしね。

ここはゆるくても(笑

ではまた。

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